以下の話の続きです。
※なにやらヘビィな印象を与えていますが、本人割り切って理解しているので今は大丈夫です。
泣きながら終えた中学受験第二次試験の面接時で歌を歌わされた魔の時間。
何歌ったかすら一切覚えていない。
両親と3人で落ち込みながら帰宅し、もうどうでもいいやとわりと諦めていた学校に合格し、結果通う事に。実は後でちゃんと理解したのですが、学園長とうちは遠い親戚関係だったので、たぶんそれで入れた可能性200%。。
事前に把握していなかったのですが、かなり音楽に力入れている学校で、朝礼で校歌とか讃美歌とかハレルヤとか歌います。音楽イベント多いです。たぶん。
ちなみに一人で歌わない合唱ならまだメンタル的に大丈夫ですw
1)中学校時代
相変わらずあまり好きではない「音楽」の時間。
せめて勉強じゃないだけいいか、くらいのテンション。
ここの学校はともかく歌を歌います。
女の子はアルト、ソプラノ、男の子はテノール、ベースに分かれるのですが、それを決めるクラス分けの時の話。
高い音が出ないから、アルトかなーと思ってアルトのほうへ。
そこで一人一人歌わされて音域を確認するのですが、わたくし低い音も全然でない事が判明。
超音域せまっ
※もちろん、この時も半泣き状態です。
先生にソプラノ行ったほうがいいんじゃないかと言われたのですが、自分がソプラノで高い声出しているイメージが付かず、アルトを選びました。
なんでしょう音痴である事が悔しいと共に、人格を全否定されているような感じがするのですよね。私をバカにしているだろ?みたいな。別にバカにしてないのにね。。
ともかくこの日は、アルトにもソプラノにも属せない常人を逸したレベルという事実にずっと落ち込んでいてw、帰りのバスの中や家に帰ってからもずっとめそめそと泣いていたと思います。
ともかくお前のココがダメだとレッテルを明確に貼られた上、それをどうしたらいいのかわからなかったんだと思います。
でも、それをどうもしたくなかったんです。
改善する=今の自分ダメ
って事じゃないですか。
本当は
歌が苦手なそのままの自分でOK
歌嫌いなら歌わなくていいよ
って言われたら超喜んだでしょうね。
あ、今はここまで深刻じゃないから大丈夫ですよ。
でも人前で歌うのは好きじゃないからカラオケは行かないよ。
でも小学校の音楽の時間と違って、ともかく合唱曲の練習が多く、それが英語だったから、邦楽もあんまり好きじゃない私にとって下手な日本の歌よりもw、英語とかの歌を歌えて結構楽しかったです。
中学の時は5段階評価の3とか4とかだったような。
今でも中学時代は、中学の校舎もキレイだしw、勉強も熱心にしてたし、音楽もそこまでやな思い出ないし、部活も楽しかったしとか、初めて触れた(そして人生を方向付けた)パソコンとの出会いもあり、楽しい先生、楽しい子も多く、わりと充実してた思い出です。
(かなり純粋に育ってるな私w)
でも高校になったら音楽がまたつまんなくなったのです。
2)高校時代
高校はそのまま上がりました。(一応試験は受ける)
確か学年の4割は外部生で外から受験してきた組。
こういう新しい風は大好き。また面白いメンバーが入ってきましたよ。
で、高校でどうして音楽の授業がつまんなくなったのか、今振り返ってもよくわからないのですが、何かこう…中学の頃のような、目の前のものに純粋に楽しんだり取り組んだりする気持ちはもう消えてたと思います。
全ての授業がつまらなく、勉強もつまらなく、中学の時は良かった成績も高校では別に普通に。
色んな事が面倒になってて気が抜ける時期でもあったのかな。。
周りと比べては、私すごいすごくないなどの考えばかりになり、自己卑下しまくってた時期で自分に自信なんてものはありませんでした。
高校2年か3年かの歌のテストで、毎回、アルト、ソプラノ、テノール、ベースの4人で課題曲を皆の前で歌わされます。
毎回泣きそうですが、高校にもなるとたぶんある程度抑えられているかとw
その時も別に嫌いでもない(好きでもない)課題曲を普段通り歌いました。
テストが終わり、先生が
「2以下だったヤツは再テストな、またメンバー集めて先生のところに再テストしに来なさい」
と、成績表をピアノに載せて生徒に見せました。
皆、4とか5とか、4+とか4ーとかあり、細かく見られるているなーと思って自分の名前を探したら
「2-」
超やる気なく歌った、なら理解できますが普通に歌って2マイナスってなくないですか?
自分でもびっくりして、他の2以下の人を探しましたが、明らかに音程を外している男の子数名だけで、女子おらん。「1」は誰もいなかったし、「2ー」もいなかったと思うんですよ、「2+」はいたんだけど。
え、じゃあやっぱりナチュラルに音痴してたんだ?と音楽嫌いのトラウマが一気に吹き出すような冷や汗と、自分否定の大きな刃が自分を切り刻んだのでした。
以下の記事につづく。